気仙で暮らし、働く

当事者として復興・まちづくりに携わりたいと移住した気仙での日々のこと、暮らしのことをつづります。

2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

コーヒーブレイク比較文化論

「へぇー、アフリカ!ヤリ持っている人とか、裸の人とかいるんでしょ?」赴任準備中に、引っ越し屋さん、美容師さん、その他数えきれない人に言われた言葉だ。違うんです。アフリカも多様なんです.飛行機でたった45分の隣国でもこんなに違うんです。という…

心の隙間

札幌時代に一番お世話になった受け入れ先からはジャンヌダルクと呼ばれ、本部時代に一番お世話になったコンサルタントさんからは鉄の女と呼ばれた。まぁ、いろいろとらえ方はありますが、一応、うたれ強いという褒め言葉ととっておいて、その長所(?)をい…

迷惑運転

これは自覚している。たとえすれすれでも60kmですっ飛ばし、1mでも隙間があいていれば頭を突っ込んでくるこの運転事情で、頑として40kmを守り、30m先にわたる人がいれば止まる超有料ドライバーの私は、ここの人にはなかなか理解されがたい迷惑運転だろう。…

長い1日

日曜日、車の練習がてら港まで行こうとしてふと気づく。そういえば、自宅安静令がでていたのでした。 目下、コートジボワール史上初のダブル選挙に向けて選挙戦が展開中で、そこら中に看板があり(大きさも枚数も千差万別)、至る所で集会が開かれ(いろいろ…

正式ではないけれど通常の手続き

母が2週間前に送ってくれたEMSが1週間前に郵便局に届いていることが追跡システムで確認できた.ここで、とりに行くべきか、気長に待つべきか、これが問題だ。 先週オフィスのスタッフが警察に証明書を求めたときに、それを作るための「紙」と「インク」がな…

世界でコートジボワールだけ

日曜日の午後、私には使命があった。数百にわたるファイルをシステムに登録する作業だ.平日のばたばたするなかではこういうやらなければいけないけれど先延ばしできる作業は進まない。なので重い腰をあげてついに着手した。 地道にパチパチと2時間半。よう…

そうじキャンペーン

毎月第1土曜日、アビジャンでは環境省が「自分のドアの前を掃こう!(balaie devant ta porte)」というキャンペーンを実施している。一昨日のこと、環境省と来週の打合せの予定を話していると、ぜひ活動を見て、その後のセレモニーに出席してくれないかとい…

市長の娘②

「あの女性はコミュニケーションっていってもただの広告代理店だし、被害者支援とはまったく関係ない。プロジェクトに貢献しますという文書だって文書倒れに終わるよ。だいたい普段はしっかりしているあの市役所実施担当者の目が泳いでいたし、まったくダメ…

市長の娘

スキニージーンズにノースリーブ、赤いハイヒールにストレートヘアー。打合せに出て来た相手は見るからに我が社の相手には珍しい女性だ。いったいこれは?? 昨日のこと、あるプロジェクトの一環で日本で行う紛争後の被害者支援の研修の候補者が出そうだから…

コートジボワールの3C

信じられないことに、ここにはマンガがある。 アフリカでは文字を長く持たなかった文化が多いため、ただでさえ書かれたものを探す自体難しいのになんとマンガがあるなんて!その名も「ヨプゴンのアヤ」。ヨプゴンとはアビジャン最大の市で人口200万人、工業…