気仙で暮らし、働く

当事者として復興・まちづくりに携わりたいと移住した気仙での日々のこと、暮らしのことをつづります。

世界でコートジボワールだけ

日曜日の午後、私には使命があった。数百にわたるファイルをシステムに登録する作業だ.平日のばたばたするなかではこういうやらなければいけないけれど先延ばしできる作業は進まない。なので重い腰をあげてついに着手した。
 
地道にパチパチと2時間半。ようやくすべてを記載し終えたと思ったら、なんとシステムがフランス語のôやéやèといった特殊文字を受け付けないことが判明。ここで投げ出したい気分にかられたが、来週の予定を考えるとこれはどうしても今日やっておかないと。特殊文字は大文字にすると外しても良いというすばらしいルールがあるので、気を取り直して一番上から大文字に打ち直し始め、ようやく完了、とおもったら、なんとまたシステムが受け付けないのだ。
 
おかしい、全て大文字にうち変えているはずなのに、なんど検証しても原因が分からない。呆然とじっと画面を見つめているとなんとコートジボワールCOTE D'IVOIRE自体に<'>がついている。もしやこれが原因なの?う〜む、世界の他の国ではどうしているんだ、と国連のホームページで一覧を見てみると、英語の国名で特殊文字が使われているのは世界でコートジボワールだけと発見!((People's)とか入っているところはありますが...)。
 
世界でコートジボワールだけと発見した喜びの気持ちでなんとかファイルに向かい作業すること1時間半。苦肉の策でCOTE D IVOIREに置き換えたころには、日が傾き始め、すっかり目がしぱしぱなっていたのでした。