気仙で暮らし、働く

当事者として復興・まちづくりに携わりたいと移住した気仙での日々のこと、暮らしのことをつづります。

金曜、午後休の法則

サラリーマンにとって金曜日、午後休、この響きはなんとも魅力的だ。土・日休みだけでもうれしいのにそれに0.5日プラスになるのだ。しかも、たいてい金曜日になるとどうせ翌日は休みだから、と思って残業を遅くまでしたり、あるいは飲んだりして、疲れ果て土曜日の午前中(場合によっては夕方まで)寝て過ごすなんて、ことはざらなので、金曜日午後休みの価値としては3日くらいにはなると思う。

 

ところ変わって、コートジボワールのサラリーマンもその味をよく知っていて、きちんと実践している。ただし、日本のサラリーマンのようにケチケチと半年ぶりの有給などではなく、ぱーっと実践するのだ。

 

今日、午後に銀行やコートジボワール政府のオフィスにいってみると高い確立で閉まっているのだ。張り紙を見ると、

 

「明日はメーデーでお休みのため、本日の午後はお休みいたします。」

 

とのこと。なんだかあまりにも、文章の前半と後半の因果関係が乱暴だけれど、ここまで堂々と書かれると、おかしくない気もしてくる。そういえば、1月に来て以来、祝日は4日あり、その前日の午後はたいてい公共機関、銀行、などなどが閉まっていた。我が社のコートジボワール人スタッフに聞いてみると「正式には休みではないけれど、しっかり休めるように慣習として休み」とのこと。

 

なるほど、休み前日の午後休の法則は世界共通か。