気仙で暮らし、働く

当事者として復興・まちづくりに携わりたいと移住した気仙での日々のこと、暮らしのことをつづります。

トップ会談と現場

この1週間、特に金曜日と土曜日はこちらの新聞紙面を日本の文字が踊っている。

 

横浜で実施されているTICADにワタラ大統領が参加していることと、15紙以上がひしめく新聞業界でトップを独走するFraternité Matin紙がTICADにかけた日本の特集イベントをくんだからだ。ワタラ大統領と安倍首相との会談や、我が社社長との会談でプロジェクトについて言及された様子が結構詳細な記述で紙面を踊っている。

 

現場のプロジェクトがトップレベルで話される時、よい面がしっかりと引き出されて、その反対に日々の奔走や、現場でのトラブルはもちろん削ぎ落とされる。しかも忙しいトップ同士の会談で本質の部分だけがほんの少し触れられるだけだ。

それをきれいごとと片付ければ、それはそれまでだけれど、結構こういう記事は日々の出来事で近視眼的になりすぎる私を少し後ろに引っ張って、客観的な視点に戻してくれる.そう、意義があるからやると決まって、もう始まっているんだからあとはそれをどう動かすかを考えて実践するかが現場だ。こうしてさらにうたれ強くなっていくのですが。。。

 

元気を出してくれた新聞たち、1つどうしても気になる点が。「安倍首相と会談を行いました」とのキャプションの左にある握手している写真(一番右のPATRIOT紙)、どうみても我が社の社長の写真!これはマズイ...

f:id:lamer0310:20130602132201j:plain