気仙で暮らし、働く

当事者として復興・まちづくりに携わりたいと移住した気仙での日々のこと、暮らしのことをつづります。

ミッション受け入れ中

海外の事務所にいるときの大きな仕事の一つが「ミッション受け入れ」だ。

 

プロジェクト内容を決める時、大きな変更をする時には技術的な知見があるミッションに、東京から来てもらって、その方向性を決めて行く。

 

このミッション受け入れはとにかくバタバタだ。事前にサブ面では先方政府との協議、、情報収集、東京との内容調整、ロジ面では車、ホテルの手配、工程、面会の約束取り付け。到着した暁には、面会のすっぽかし、大渋滞、約束の変更への対応、交渉の調整、時に通訳、など気の利かない私は、奔走する。奔走のかいあって、だいたい2週間くらいのミッションがすぎるとプロジェクトの内容や方向性が固まって、しかも先方政府との関係も深くなって本当にありがたいのだ。

 

今月はそのミッション受け入れが2つも連続している。一つが10日に終わったプロジェクトのミッション、一つが13日に開始した「人道ミッション」だ。コートジボワールは治安が安定化していない地域もあるので、我が社でも通常の渡航は禁じられている。一方で、今回「人道的措置」としてタンザニアにいる夫の渡航を認めていただいた。そこで名付けて「人道ミッション」。

 

これがミッション並みと気づいたのは、受け入れが確定した後だった.査証(タンザニアにはコートジボワール大使館がない)、車両(愛車の掃除)、通訳(アフリカ人を見ると反射でスワヒリ語で答えている。。)、アポのとりつけ(夕飯とか)、事前調整(有給をとるので仕事の処理)、町中案内、家族会議のネタ調整。

 

そんなわけで、ただいまミッション受け入れ中です。。。ミッションの成果はまたおって。