気仙で暮らし、働く

当事者として復興・まちづくりに携わりたいと移住した気仙での日々のこと、暮らしのことをつづります。

基本的にセクハラ

「結婚7年、子どもは3人」

これはまぎれも無い私の自己紹介文だ。結婚年数以外はもちろんでたらめだけど、昨日のコートジボワール人男性関係(?)に続いてもう一つ。コートジボワール人男性と言えば、奔放というか、基本的にセクハラなのだ。太った、やせたに始まり、具合が悪そうだと妊娠かといったり、ちょっと家族の都合で日本に帰るというと子どもを産むのかと言ったり、独身だなんて言えば最後、今夜のご飯に誘われることは間違いない。別に悪気があって言うのではなく、まぁ、きっと、噂に聞く一昔前の日本の職場とそう違わないんだろうけれど。

ということで、3人の子持ちという私のプロフィールが出来上がる訳である。結婚して、子どもがいるというだけで、多少やりやすくなる。

とはいえ、慣れ親しんだカウンターパートにダメ元で説明してみる。「そういうのは日本では「セクハラ」って言うのよ。相手が不快に思うような性的な言葉をかけてはダメなのよ」。

そうすると、うーんとした顔でカウンターパートが返してくる。

「じゃさ、マダム。日本では政府が赤ちゃんをだっこしろとか、子どもは35までにとかいうじゃない。しかも、子どもを預けられるところがなくて女性が働けないなんて、それは国家的セクハラって言うのかな?」

うーん、コートジボワール人には毎度驚かされる。そういえば、そうかも知れない。