インフラから社会が見える?①
インフラが好きだ。これを語ると長くなるので説明は割愛しますが、好きなものは好きなのだ。良く作られたインフラは人々の生活を劇的にかえてくれるし、支援する側も人間、される側も人間.やっぱり具体的なものがあるとうきうきするのだ。
そして、ピュアな文系の私ですが、インフラを通じて社会が良く見える(うっ、というにはまだまだですが。。。そういう心を持っていますということでご容赦ください。)。
ここコートジボワールでまず気になるのが道路インフラだ。それはそれは立派で、空港からは片道3車線の高速道路が中心部へのびている。それは美しい、しかし私にはご不満がある。初の独立出張でスリランカにいったときにコンサルタントさんが歩道のない道路を「欠陥商品」と言っていたことがあるが、まさにその通り。
我が家から会社までの徒歩7分。日本で言えば世田谷区だけあって、舗装はきちんとされている。しかしながら歩道が無いのだ。私としては歩道だと思い(日本で買った靴が汚れるのも嫌なので)アスファルトの端を歩いていると、とおる車ごとに後ろからサイレンをならされる。はじめはナンパ(と呼んでいますが、単なるタクシーのよびこみです)かと思っていたら、違った。。。
昨日の朝ピピとならされていつも通りナンパかと思ったら、後ろから一言
ドライバー「なんで道路を歩いているんだ!」
わたし「は?はじっこを歩いてるでしょ?」
ドライバー「草むらを歩け!」(ブブー:去る音)
朝の忙しいときにわざわざなぜそんな文句を言うんだ〜〜!そして別に対向車もいないのに!!コートジボワールの道路から見える、きわめて車社会。ますます車嫌いが加速しちゃうわ。