気仙で暮らし、働く

当事者として復興・まちづくりに携わりたいと移住した気仙での日々のこと、暮らしのことをつづります。

4.11、3年目

気がつけばアビジャン生活も1サイクルをゆうにまわっている。この数ヶ月(あえて数字には出しません)、滞っていたのはブログだけでアビジャン生活はちゃんと動いていました−いや、むしろ動きすぎていましたのでご安心ください.

50人を越えるビジネスマンが来たり、待望のプロジェクトが始まることになったり、旦那さんがまた遊びに来てくれたり、1年数ヶ月ぶりにちょっと日本の土を踏んだり、あげくの果てには(?)安倍首相が来たり、ワールドカップで日コートジボワールが戦うことになったり、日々コートジボワール人と言い合いしたり、踊らされたり、笑い合ったり、感動したり。

何はともあれ私はコートジボワールが好きで、国際協力が好きなんだな、思う。

先月の東日本大震災から3年目の3.11から一月おいて、ちょうど4.11はコートジボワールの長い危機終結から3年目。現大統領が、元大統領軍を制圧し、危機が終わりを告げた日。3年経って、インフラ建設大ラッシュ、経済成長率も10%をちょっと切るくらいを推移している好調な経済とは裏腹に、4.11の新聞は政党同士の非難合戦.与党が3年間のすばらしい政府の功績をたたえれば、野党は3年間何も進捗をしておらず「勝者の正義 を非難する。ずっと一緒に暮らしていた隣人に家族を殺された人、民族の違いからわだかまりがある人、未だにそれをあおる政党ー

コートジボワールと日本、ひと月違いとはいえ全く違う形ー復興支援って本当に一筋縄ではいかない長いプロセスだ。