気仙で暮らし、働く

当事者として復興・まちづくりに携わりたいと移住した気仙での日々のこと、暮らしのことをつづります。

5連休のようなもの

海の日3連休を横目に見つつ、こちらは明日から、「5連休のようなもの」に突入だ。

ラマダンが終わる7月末頃にはイスラム教徒の祝日が2日ある。1日は「運命の夜」のお祭り、もう一つがラマダンあけのお祭りだ。運命の夜はムハンマドが初めてコーランを披露した日で、人々を祝福し、天使がおりて来て、全ての罪が許される日らしい(そういえば、こないだキリストの休みでこれまた罪が許される日があったから、大分潔白な身になれている気がする。)。

これらの2日は休日と上手くからめば4連休になるので、旅行の計画を…とも思うのだが、そこは何にも思い通りにならないコートジボワール。この2日は月を見つつ、司教(イマーム)が決めるので3日くらい前にならないと確定しない。

月曜日、さすがに週の予定をたてたくて、しびれを切らして無駄な抵抗とは知りつつもついつい聞いてしまう。

「一体、運命の日は24なの?25なの?」

「多分24(木)だよ。でもイマームが月を見て決めるのは今日の夜だからまだ分かんない。25日(金)かも知れないし。でも、28(月)はラマダンあけで休みって決まったよ」

「なんですって。じゃ、4連休か、3連休か大事なとこじゃない。金曜日になると良いよね。」

「違うよ、マダム。ラッキーになるのは木曜日になればだよ。そうなればだいたい金曜日はみんな働かないからほぼ5連休のようなものなんだよ。」

という訳で、明日から5連休のような休みに突入します!